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名古屋で暮らす

名古屋で暮らす日々や名古屋外での旅行体験などをご紹介します。

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人吉発!九州を代表する私鉄の観光列車「くま川鉄道」の旅

交通 熊本県 旅行

ローカル鉄道。

 

JRでの旅もオツなもんですが、さらに地域の独自の色を出した鉄道で、鉄道ファンのみならず、普通の人でも乗っているだけで楽しめるのがローカル鉄道です。

 

そんなローカル鉄道のなかで、「外国人が選ぶ日本のローカル鉄道10選」の5位に選ばれた鉄道があります。その場所は、九州の熊本県南部、人吉・球磨地域。鉄道の名は「くま川鉄道」

 

人吉温泉駅から終点の湯前駅を繋ぐ、地域の学生御用達の路線です。時間や日にちによっては観光列車としても運行しているくま川鉄道で、今回は普通の列車の旅を楽しんできました。

 

ローカル鉄道で行く田舎の観光列車

くま川鉄道の入り口は、JR人吉駅を少し右奥に行った、なんとも気づきにくい階段を登った先。なんとなく、木造の屋根の階段を登る雰囲気が隠れ家チックで好奇心をあおります。

 

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そんな階段を抜けた先には、くま川鉄道の自動販売機。一応、窓口もあるのですが、基本的にはこちらで切符を購入するよう。

 

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今回はじっくり電車に乗りたかったので、一日乗車券を購入。お値段は1200円。どうやら、人吉温泉駅から終点の湯前駅まで行く場合は往復切符よりも、一日乗車券を買ったほうが値段は安いようなので、ローカル線の旅を往復で楽しみたい方には一日乗車券のほうがお得です。もちろん私は一日乗車券を購入。

 

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ちなみに、くま川鉄道では「田園シンフォニー」という名前で観光列車も催されています。今回は、観光列車の時間ではなかったので、普通の電車として乗り込みましたが、観光列車と同じ車体が使われているよう。

 

見た目も普通の電車と違って、なんとなくオシャレな雰囲気。春夏秋冬をイメージした4種類のカラーの車体があるようで、今回は春の白に当たったようです。電車マニアってわけじゃありませんが、こういう遊び心は良いですね。

 

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中に入ると、車内はウッドと白をベースにした落ち着く雰囲気。中にはショーケースやソファ、多目的スペースまで。こんな電車が通学電車というんですから、今の高校生たちは恵まれています。

 

トイレだって、こんなにキレイ。

 

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そんな田園シンフォニーのなかには、なんと電車の一番前から走行先の風景を眺めることができる特等席の車窓が。他の誰かに取られる前に、さっそくその席を取り押さえました。

 

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少しカウンターが狭く、男が座るには横向きでないと座れませんが、そんなことはどうでもよくなるぐらい気持ちの良い風景。実際に、この席に座りながら車窓の景色を眺めていると、木々のトンネルや川の上の橋を通るときの臨場感はハンパじゃありません。

 

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興奮しながら電車の景色を眺めていると、そこには個性豊かな駅舎たちが次々と顔を覗かせました。

 

くま川鉄道のユニークな駅舎たち

くま川鉄道のなかで最もユニークな駅と言えば、ここを欠かすことはできないでしょう。その名も「おかどめ幸福駅」。日本で唯一「幸福」という名前が駅名に入っている場所です。

 

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そんなおかどめ幸福駅なので、カップルの聖地としても知られており、ここに来るためだけに鉄道に乗る方もいらっしゃるのだとか。すごいですね。

 

まあ、シングルの私には全く関係がないので、おかどめ幸福駅から徒歩数分の位置にある「岡留熊野座神社」へ。

 

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通称「幸福神社」と呼ばれるこの神社は、おかどめ幸福駅の名前の由来ともなったのだとか。そんな由緒ある神社であれば、私の一年の運勢を占うのにもバッチリでしょう。さっそくおみくじを引かせていただきます。

 

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末吉……。欲求不満の気配が見えるとき……。

 

いえ、なにもみませんでした。所詮、おみくじです。運命は自分で切り開くのです。

 

気持ちを整え、神社の周りをぶらぶらとし、次の電車を待ってから、今度は終点まで一気に走ることに。

 

ここが終点の「湯前駅」です。

 

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なんとも素朴な風景。

 

昭和の時代から、あるいは20世紀の時代からここだけはほとんど変わっていないんじゃないか。そう錯覚させるほどの懐かしさがあります。一日乗車券を持っているので、さっと駅前に出て外の様子を確認。

 

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やっぱりここも素朴な風景。見渡す限りの青空と澄み切った空気が晴れ晴れとした気分にさせてくれます。

 

もう少し、じっくり周りたいところでしたが、くま川鉄道は湯前駅で10分ほど停車したあと、すぐに反転して人吉温泉駅へと向かってしまいます。ここで放置されると、2時間近く待ちぼうけすることになるので、名残惜しいですが、さっさと車内へ。

 

帰りの旅路はまた風景が変わって、人吉球磨の田園風景を新たな角度で楽しめました。

 

ちなみに、こちらのくま川鉄道さんは、少し時間をズラして乗ると、車体の色が違っていたりして、それはそれでまた違った電車の旅を楽しむことができます。あなたのお気に入りの車体を探してみるのも面白いかもしれません。

 

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全国トップ10に選ばれたローカル鉄道の旅。

 

ぜひ一度、楽しんでみてはいかがでしょうか。